仕事を進める中で、
「進捗はいつ共有すればいいのか」
と悩むことは少なくありません。
頻繁すぎると相手の手を止めてしまいそうですし、
逆に共有が少なすぎると、不安を与えてしまうこともあります。
私自身の経験から感じているのは、
進捗共有は“量”よりも“タイミング”が重要だということです。
クライアントが不安になる瞬間
クライアントが不安を感じるのは、
作業が遅れているときよりも、
- 何をしているのか分からない
- どこまで進んでいるのか見えない
- このまま任せて大丈夫なのか判断できない
こうした「見えない状態」が続いたときです。
逆に言えば、
作業が途中段階でも、
状況が分かれば安心につながることが多いのです。
最初の共有は「作り始める前」
私が最初に進捗を共有するのは、
完成イメージができてからではありません。
- 方向性の整理
- 考えている構成
- 優先しているポイント
こうした作り始める前の考えを、
簡単に共有するようにしています。
この時点で方向性をすり合わせておくことで、
後からの大きな修正を防ぐことができます。
「途中経過」は完成度よりも意図を伝える
進捗共有というと、
ある程度完成した状態を見せなければ、
と思いがちですが、必ずしもそうではありません。
ラフな段階でも、
- どこを重視しているか
- なぜこの順番にしているか
- 何を調整中なのか
といった意図を添えるだけで、
相手の理解度は大きく変わります。
完成度よりも、
考え方が共有されているかどうかが重要です。
共有の頻度は「節目」を意識する
進捗共有は、
毎日行う必要はありません。
私が意識しているのは、
作業の「節目」です。
例えば、
- 方向性が固まったとき
- 大枠の構成ができたとき
- 最終調整に入る前
こうしたタイミングで共有すると、
クライアントも状況を把握しやすくなります。
「問題が起きたとき」こそ、早めに共有する
進捗共有で一番大切だと感じているのは、
順調ではないときの共有です。
- 想定より時間がかかっている
- 判断に迷っている点がある
- 追加で確認したいことが出てきた
こうしたことは、
後回しにせず早めに伝えることで、
信頼関係を保ちやすくなります。
安心感は、進捗そのものより「姿勢」から生まれる
クライアントが安心するのは、
進捗が完璧だからではありません。
- 状況をきちんと伝えてくれる
- 問題があれば共有してくれる
- 一緒に考えようとしてくれる
そうした姿勢が見えたとき、
「この人に任せて大丈夫だ」と感じてもらえるのだと思います。
まとめ
進捗共有は、
単なる報告ではありません。
- 何を考えているか
- 今どこにいるのか
- 次に何をするのか
これを適切なタイミングで伝えることで、
クライアントとの信頼関係は自然と深まります。
頻度よりも、
相手が安心できるかどうかを基準に。
それが、私が進捗共有で一番大切にしている考え方です。
次回予告
次回は、
「修正が多いことに悩む前に、考えておきたいこと」
について、もう少し具体的に書いてみようと思います。